2015年12月18日

(税抜き)ワンコイン知識


聖書入門 (TJMOOK ふくろうBOOKS) -
聖書入門 (TJMOOK ふくろうBOOKS) -

ファミマでこんなのを買った。
こういう、ナントカ入門とかっていう、ざっくりまとめた知識本が好きなわたし。

理由はまえにもどこかで書いた気がするけど。
ちゃんとした本を読みこなせるあたまじゃないから、そういうのは読むのにものすっごい時間がかかる。
いつまでも読み終えなければ、なんにもわかんないまま。
なにもわかってない、っていうのは、じぶんが「なにをわかってないか」もわからない。

たとえば、キリスト教について知識を持とうとおもっても、なにから読めばいいのかわかんないし、いきなり聖書読んでわかるのかもわかんないし、だいたいどれぐらいの範囲が「基礎知識」なのかもわかんない。

だから、こういうものすごいおおまかなまとめ本で、そのことの全体像をなんとなく把握する。
その中で、じぶんがキョーミ持ったところからいろいろ細かく調べていけばいいよねー、ってかんがえてる。

このムック読んで、まずわたしが知ったことは。
「旧約聖書」と「新約聖書」のちがい。
これすらじぶんがぜんぜんわかってなかったことを知った。(ちょっとじぶんに呆れた)

わたし、旧約聖書っていうのはいちばん最初に書かれた聖書で、そこにいろんな話があるのは知ってたけど(「アダムとイブ」とか「ノアの箱舟」とか)、新約聖書っていうのは、そういう物語の本じゃなくてお説教本なんだとおもってた。
こーしなさい、あーしなさい、神はこうおっしゃってる、みたいな。
あとで書かれたものは宗教物語っていうより、直截的なお説教臭くなってるのかなー、っていうかんじの解釈してた。

だけど、そういう分類じゃなくて。
旧約は天地創造からキリストが生まれる直前までのことを書いてて、新約はキリストの誕生その後のお話、なんだってー。
(そんなことフツー知ってるんだけど。。。って、これ読んでる人の大半が呆れてるとおもうけど。。。。。)

まず、ここからぜんぜんじぶんの知識がおかしかったよねー。
499円のモトはこれだけでとれたよねー。(こんなに安かったから買ったのです)

この旧約と新約のちがいは、9ページ目に書いてあったから、買ってからコンビニの駐車場に停めたまま車の中でぺらぺら見てたときに早くも身についた知識。
もひとつ、買って5分以内に知った知識は。
ラピュタのモデルって、バベルの塔だったんだー、ってこと。

このムックは西洋のキリスト教にちなんだ絵画からいろいろキリスト教の解説をしてるのね。
だから、バベルの塔の絵を見て、「これ、ラピュタじゃんー」っておもって、その場でガラケーでググッたら、そうなんだって。
わたし、「バベルの塔」は知ってたけど(どんな話かも)、なんでかわたしの中では「ピサの斜塔」の聖書名だとおもってた('_')

どれだけじぶんが無知かってわかるよねー('_')

バベルの塔の話をはじめて知ったとき、神さまはすっごいケチでイジワル、っておもった記憶がある。
このムックで読み返してみたら、やっぱりおなじことおもった。
せっかく「人間」が一丸となってがんばって造ってたのに、その人間の言葉を通じなくさせてバラバラにさせる、なんて。
だから世界中で二度と一丸となれなくなった人類が戦争繰りかえすようになったんじゃないのー、って。

だとしたら、人間は神を超えたよね。
翻訳という方法でじぶんのわからない言語を理解できるようになってる。
造らせてもらえなかったバベルの塔も、宇宙エレベーターっていう名前で実現可能になってきてる。

神が人間の傲慢だと言って禁じたことを、人間は知恵で覆す。
これも「ニンゲンのゴーマン」なのかなー。

技術の革新は「神」を否定していくもの?
(神さまはそれを怖れてバベルの塔を造らせなかったんでしょ?)

でも人間は宇宙に行って、地球にないものを見たとき、たぶんだけど、「神」の存在を意識するような気もする。
『コンタクト』っていう映画も、宇宙の出来事はなんか宗教チックな描かれ方してたよねー。

コンタクト 特別版 [DVD] -
コンタクト 特別版 [DVD] -

なんてこといろいろ考えて、「宇宙エレベーターは現代のバベルの塔だねー」っておもったから、それでまたググってみたら、こんなの見つけた。
https://books.google.co.jp/books?isbn=4274068455

これ、難しいけど読むとおもしろいー。
人間は「建造物」でなく「知能」を高めることで「神の域」に近づこうとしてるねー。

っていうことを、このムック買ってから一時間ぐらいで、書かれてることからいろいろかんがえが膨らんだ。
思いついたことや気になるキーワードからいろいろ調べていくの、おもしろい。

マリアさまの受胎の話も。
いま、こんな体験した女性がいたら、相談サイトとかで相談しそうだよね。

「婚約中ですが、えっちしてないのにいきなり妊娠してました。婚約者の子ではありません。どうしたらいいでしょうか」

「えっちしてないのに妊娠なんてあり得ない。この質問はネタ」とか、これでいろいろ叩かれたあと。

「じぶんの子じゃなくてもいい、って婚約者のカレが結婚してくれました」

で、いきなり質問を締めて。
そのあと、ツイッターで「【拡散希望】すみません。旅行中に息子が迷子になってしまいました。探してください」とかツイートして、「子どもを迷子にさせる親は虐待とおなじ」とか叩かれそう。

いまの時代に「神の子」が誕生したら、ツイッターでいろいろ毎日ありがたいツイートして、毎日大量のリツイートとふぁぼされて、その後に出版化、って流れになるねー。

@kami_no_koのコトバ
「迷ったときはじぶんを否定しないで、イエス、と言いなさい」
「喉が渇いたら飲み物を求めなさい。そうすれば尿意に襲われる。探しなさい。そうすればトイレは見つかる。戸を叩きなさい。"入ってます"と言われたらその戸は開かない」

SNSと宗教の誕生、とかっていうのを研究してる人はいないのかなー。


長くなっちゃったから、分けて書く。
(眠くなったせいもあるー)

ほんとはキリスト教のこと書きたかったわけじゃなくて、こういう本を買う意味とかいろいろ書きたかったの。
じゃあのー。




★後日追記★

つづきはこれー。
http://hima3kan.seesaa.net/article/431361520.html




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posted by みかみか at 05:38| オーランド ☁| 読む | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月03日

ひらめきの鍵

いま、スティーヴン・キングの『書くことについて』を読んでる。
(読むの遅いから、「まだ」読んでるよー)

書くことについて (小学館文庫) -
書くことについて (小学館文庫) -


ここで、キングの処女作の『キャリー』の誕生の話も書かれてる。
ウィキィペディア見るとこれが処女作、って書かれてるけど、そのまえにたくさんの短編をいろんな雑誌に送って掲載されてるから、「はじめて書いた作品」でもないし、「はじめて商業誌に載った作品」でもない。
長篇として処女作、ってことなのかな。

キングがびんぼー時代に、ハイスクールの校務員のバイトをしていて、そこで高校の女子のロッカールームの清掃もしたんだって。
そのときに、女子トイレにあるサニタリーボックスや、女子のシャワーにはピンクのカーテンがあること(男子はカーテンないの?)を見て、それでひらめいたのが、キャリーの原案。

女性の生理のこと。
それと、女性はシャワーを浴びる裸を「見られたくない」と思うこと。

それをキングがリアルに見て知ったことで、あのキャリーが学校でシャワー浴びてるときにはじめて生理になっちゃってパニックになるシーン、が思い浮かんだ、ってことが書かれてた。

ストーリーを思いつくきっかけ、として、この話はおもしろかった。

でも、男性が女性のサニタリーボックスを見て、あの生理のシーンを思い描く、って、なんかすごいなー、ともおもう。

『キャリー』は原作も読んだし映画も見たけど、ひきこもり時代(たぶん中学生)だったから、細かいとこまではあまり覚えてない。
っていうのも、わたしはこの作品がものすごい苦手だったから。

あまりおもしろかった記憶もない。
キングの作品は映画になるとつまらなくなる、って評判だけど、原作のおもしろさも記憶に残ってないんだよね。

「苦手」っておもったのは、映画のせい。
生々しい血のシーンは、ほんとに生臭さをかんじて、説明のつかない拒絶感みたいなのがじぶんの中に湧いた。
これは、女だから「女特有の血」に生々しさをかんじるのかな。

わたしは教わったのに忘れてただけかもしれないけど、じぶんがはじめて生理になってから何年もその「生理の血」って血液だとおもってなかった。
なんか血の色をしてる「血に似たなにか」みたいな感覚だった。

だから余計に、「なにか」のイメージに、あの子宮が鉛になったみたいな重苦しくて鈍痛なのに耐え難い独特の生理痛が重なって、生理の血、っていうのを直視できない。
バイトでトイレ掃除をするときとか、じぶんが公衆トイレを利用するとき、あきらかに女性が汚した血だとか、ひらきっぱなしで捨てられてるナプキンとか、ああいうの見ると、反射的に目を逸らす。
カラダのほかのぶぶんから出た血液より、生理の血は「見たくない」拒否感がじぶんの中に強くある。

『キャリー』が苦手なのは、そのせい。
でも、男性は女性の生理の血を、ストーリーのアイテムとして使える、っていう感覚が、わたしには「すごい」っておもった。

女性作家がじぶんのカラダのそういうものを描写してる作品もあるのかもしれないし(いまは思いつかない)、ヘーキな人はヘーキなのかもしれないけど。
わたしは生理痛がつらすぎる体質だから、そのじぶんの苦痛が蘇る生々しさをかんじてしまうだけなのかも。


あ。
『エクソシスト』のリーガンのあのシーンも直視できない。
十字架をじぶんのカラダの局部に刺すシーン。

ぎゃー、っていう、なんかリアルな痛みを伴った拒絶感がある。

そういうぶぶんから出る血をアイテムにする物語として。
ポルノもあるよね。
ヴァージンの女の子の破瓜の出血の描写とか。

「はじめて」の証しとして、オトコはその「出血」を見たいものらしいけど、ほんとにそうなの?
あんなとこから出る血に「ぎゃー」ってならないの?

お腹を引き裂かれて、そこから内臓が血のしぶきと一緒に飛び出す、とか、頸動脈を刀でばっさり斬られる、とか。
そういう「血」は、別に見てゾクゾクはしないけど、じぶんの内臓が鉛になるようなリアルな感覚を伴った拒絶感はない。
スプラッタ映画は好きなのに、『キャリー』はどうしても苦手。

女子のロッカールームで、あんな描写を思いついたキングの「感性」をおもしろい、っておもう反面、「理解できないー」っていう、じぶんの中にはまったくない感覚をかんじた。

わたしがもし、男性用のロッカールームとかトイレとか、そういうふだんは女が入り込めない場所を見たとき。
なにかそういう男性特有なアイテムをつかったストーリーっておもいつくのかな。

バイトで男性の小用便器(小便器?)の掃除はしてる。
あの、小用便器しかない狭い個室に入るたびに、ものすごい違和感はある。
そこはふだんなら、女は立ち入らない場所、だから。

なんで、男性用の小用便器しかない狭い個室にはドアに鍵がないの?
いきなり開けられて見られてもヘーキなの?

小用便器が並んでるトイレだと、隣の人がオシッコしてるの、見えちゃうよね。
男性は「オシッコ中」の姿を人に見られるのはぜんぜんヘーキなの?

あれはすごいフシギ。
わたしは、友だち同士で個室に並んで入るのも、なんかためらうし(知らない人ならまだいいけど、知ってる人とすぐ隣、ってなんかダメ)、音は消すよね、ぜったい。

男の人は音も消さないし、鍵もかけないし、そもそもオシッコするときはそこに並んでする、っていうのは、ほんとにフシギな感覚。

でも、そこからどんなホラーを思いつくでせう。

いきなり小用便器に吸い込まれちゃうホラー、とか。
便器の中に入るのは、ホラーじゃないけど『トレイン・スポッティング』の名シーンになってるよねー。

羞恥心の強い男の人は、トイレでいろいろ困らないのかな。
そういうキャラクターで、なんか描けるかもしれない。

っておもった。(おもっただけで、なんにもストーリーがおもいつかないけど)

トイレに入れない男、を主人公にしたホラーをわたしも書いてみようかな。
それが処女作になって、印税でだらだら暮らしていけたらいーよねー。
映画化されたら、「トイレに入れない男」役の俳優はだれになるかなー。


そんな小説と映画がこの世に出たら、その作者はわたしかもしれません。
だれかがこんな主人公で書いてくれてもいーけど。
(^o^)


こんなブログの記事も見つけました。
👣 いかにしてスティーブン・キングの妻はキャリーを救い、また夫のキャリアを始めさせるに至ったか
///blog:もがいてる



posted by みかみか at 03:57| オーランド ☁| 読む | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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